世代をこえてつながる さくら学園 さくら福祉園
― 繋がっていて 心地いい ―
さくら学園の「グループホームじけい」で、卒業生の介護福祉士に見守られながら穏やかに人生の終焉を迎えようとしている100歳のおばあちゃん。その深い皺に刻まれた腕の中には、優しい卒業生の保育士のいる「じけいの森保育園」に通うつぼみのような赤ちゃんがまどろむ。
「さあ、お誕生日をお祝いしましょう」
今日はさくら学園の高等専修学校の調理科の生徒たちがケーキを作りにホームにやってきました。
プレゼントは手作りのお手玉と手作りの指人形。生活科と福祉科の高校生たちのデザインです。
「おめでとう、1歳」
「おめでとう、17歳」
「おめでとう、100歳」
毎年一つずつ、とる年は同じ。生命の重みも同じ。
お互いの特性を活かしながら関わりあう暖かい手と手。
生命のバトンタッチをさくら学園、さくら福祉園のグループが輪をつくりながら応援します。
みんな年は違っていても、みんな少しずつ繋がっていて心地いい。そこから、自らの役割と居場所を確かめます。さくら学園、さくら福祉園で生きる力を育みながら、地域や社会にしっかりとした根を下ろしたとき、美しい花を咲かせる皆様に成長されると確信しております。
世代を超えて関わり合いを持ちながら、一緒に学んでみませんか?